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ご夫妻お二人暮らしのための、全館空調の家。
高気密高断熱と全館空調で、一年365日快適な室内環境を作りました。
職住近接で鉄骨造の事務所の二階が住居だったご依頼者様。
玄関の外階段は急勾配で滑りやすく、1階が倉庫のため居室も温度変化の影響を受けやすく、足腰が弱ってきたご主人様のために、主に一階だけで生活できる一年中快適な家を求めておられました。
ハウスメーカーにもご相談されましたが要望がプランに反映されず、悩まれていました。
そこで過去に弊社のご相談に来られたご家族から、弊社にご連絡がありました。
過去の事例から平屋のプランに慣れていること、高気密高断熱住宅を標準仕様と考えていること、換気と室温安定に経験値が深いこと、温かみを感じるデザイン性などを評価していただきました。
リタイアを視野に入れたご夫婦のための家。
高気密高断熱住宅でエネルギー排出量を抑制しながら、全館空調システムで住み心地は快適に。
室内は常に最適温度に保たれ、玄関から居室、水回りまで温度差がないため、真夏に二階が暑いことも、真冬の浴室が寒いこともありません。
「古前さんのおかげで本当に居心地のいい家になり、ありがとうございました。」
「ほんとうに快適で、空調方法もいろいろ悩んでショールームに何件も伺ったりしましたが、この方法を選んで正解だったと喜んでいます。」
「ダイニングに座りながら上を見上げてあちこち見回して、きれいだなあといつもうっとりしています。」
「家族が泊まりに来ると、静かで居心地がいいので『別荘に来たみたい』と喜ばれます。」
キッチンからリビング方向
キッチンの向こうにはダイニングスペース、その奥が庭を望むリビング。
リビングと庭はテラスでつながり、かいま見える奥の家の緑を借景にしました。
壁は珪藻土仕上げで、庭からの光と階段からこぼれ落ちる光を反射して、室内を柔らかい光で包みます。
造作キッチン
家づくりの華とも言える、キッチンのオーダー。
1日のうち多くの時間を共にするキッチンは、住む人のアイデンティティを象徴する場所でもあります。
高さも奥行きも機器も、素材も機種も、使う人に合わせて設計。
ぴったり身体に合うオーダーメイドスーツのように、機能的で使いやすいキッチンができ上がります。
造作キッチン
キッチンに何を求めるか、毎日どんなキッチンに立ちたいか。
それを専門家と一緒に考えるのが、オーダーキッチンの楽しみです。
天板はステンレス、食卓からも使える食器棚を、炊飯器を載せる引き出し型のカウンター、食器洗い機の機種、コンロに求める性能・・・
素材や機能を一つ一つ吟味検討して、住む人にとっての理想のキッチンが出来上がります。
寝室
奥から庭の方向を見ると、寝室の一角には図書館のような本棚が。
畳2枚ほどのスペースですが、生活空間からほどよく区切られた小さな書斎です。
家族が集うリビングからは少し離れながら、声をかければ届く距離。
余韻を含むこんな場所があると、家の愉しみが深まります。